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トップメッセージ

「2030年にありたい姿」の実現に向けた変革成長を

クリモトは2025年2月で創立116周年を迎えました。
これまで当社を支えてくださったお客様、株主様、金融機関や仕入先などのお取引先様、社員の方々など、すべてのステークホルダーの皆さまに厚く御礼申し上げます。

円安やインフレを背景とした、原材料やエネルギー価格、輸送コストの高騰など、経営環境は厳しい状況が続いています。どのような時代環境においても事業を継続し、利益を生み出しつづけるには、これまでの「環境変化に対応する」ことからさらに歩を進め、「環境を自ら変革する」ことが今後重要だと考えております。

2024年度より新中期3ヵ年経営計画がスタートしました。当社はこの3ヵ年を「2030年にありたい姿」を実現するための変革成長準備期間と位置付け、チームクリモト一丸となって、英知を育て周知を集め、経営課題に対して積極的に取り組んでいます。
今年度は、事業ポートフォリオの見直しに向けた事業最適化の推進とともに、昨年度より活動を開始しておりますダイバーシティ、間接部門の機能向上、DXへの取組みにつきましても、着実な進捗を図ってまいります。

近江商人の経営哲学である「売り手よし」、「買い手よし」、「世間よし」の「三方よし」に「未来もよし」を加えた「四方よし」の精神で、将来にわたって社会へ貢献し続ける「クリモトグループ」をつくってまいります。これまでも、そしてこれからも、新たな領域へさらに突き進むクリモトグループにご期待ください。

2025年4月1日

株式会社栗本鐵工所 代表取締役社長 菊本一高