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サステナビリティ基本方針

クリモトグループは、SDGs、ESG、CSR&CSVを包括したサステナビリティ経営をより一層強化し、「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の「三方よし」に、サステナビリティの要素である「未来もよし」を加えた「四方よし」の精神で、事業活動を通じ、持続的な企業価値向上と社会課題の解決に向かって貢献できる企業グループを目指します。

サステナビリティ基本方針

『継承と革新』で未来を創る!

クリモトグループは社是および企業理念に基づき、創業より培った技術と経験(=継承)、大きな壁を乗り越えるチャレンジ精神と創造力(=革新)で、すべての人々を幸福にするモノづくりを通じて、長期的な企業価値の向上を目指すとともに、社会と地球の持続可能な発展に貢献してまいります。

2023年4月4日制定

解説

サステナビリティ(Sustainability)とは、自然環境や社会、経済などが将来にわたって、現在の価値を失うことなく続くことを目指す考え方で、地球規模の社会課題の深刻化が進む現在においては、企業活動においても避けて通ることができない概念です。
クリモトグループは、CSR、SDGsへの取り組みを通じて「社会的価値の高い企業」であることをステークホルダーに伝えて、グループの在り方と企業価値を表明することを目的とし、本基本方針を制定しました。

サステナビリティの基本的な考え方

当社グループのサステナビリティストーリーの原点を辿ると、創業者である栗本勇之助 翁の想いから始まっています。創業した1909年当時、水道の普及が日本の総人口の4%にすぎず、水は人間生活に欠かせないものであると考え、「世の人々にあまねく衛生的で綺麗な水を届けたい」という想いから、水道の普及で社会課題を解決し、人々の暮らしに貢献してきました。

そして、創業以来100年以上を経てもなお、その想いを受け継ぎ「継承と革新」で未来を創る企業へと発展し、今日まで社会インフラ分野、産業インフラ分野への社会貢献で事業を継続していることこそが、サステナビリティに取り組んできた証であると考えています。

次の100年にアクセスするため、日々、当社グループが掲げる「未来もよし」とは何か、「未来もよし」を具現化するため、どのように「夢あふれる未来創りにチャレンジをしていくのか」という問いかけのもと、メビウスの輪のように裏表のない「クリモトの機能提供」と「お客様との価値共創」の循環で社会課題の解決システムを提供するトータルソリューション企業に変革し、持続可能な社会の実現に「かけがえのない存在」となれるよう取り組んでまいります。

  • 1909創成期

    クリモトグループの幕開け 水道産業の成長とともに

  • 1934成長期

    機械システム事業スタート 戦乱から戦後の復興へ
    その後、鋳物事業、バルブ事業、建材事業を開始

  • 1969変革期

    官需と海外受注に全力を注ぎ、不況下を乗り切る

  • 1981伸展期

    新分野参入への挑戦と最新鋭鋳造設備の確保

  • 2001転換期

    社会環境の変化に苦闘も、大規模事業再編で乗り切る

  • 2016挑戦期

    既存事業基盤の安定化と境界線を越え反転攻勢へ

クリモトグループの取り組み

“夢ある未来”の実現

当社グループでは、表裏のないメビウスの二つの輪の中心に「クリモトの機能を提供」、「お客様と価値を共創」を掲げています。この二つの輪の取り組みを持続的に循環し、メビウスの輪の外側に掲げた様々な社会課題をE・S・Gの3つの枠組みで推進することを表現しています。

クリモトの歴史はモノづくりの歴史。創業以来110年を超える歴史を経てもなおモノづくりで未来を創り続け、社会インフラの整備や産業インフラを支える産業設備の革新に心血を注いできました。この歴史を次の50年、100年の取り組みにつなげるため、メビウスの輪の表裏のない取り組みの循環で様々な社会課題を解決し、当社の持続可能な発展と社会的責任を果たして”夢ある未来”を実現してまいります。