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環境配慮型クーラント液に関する技術論文を業界誌「潤滑経済」に掲載 ― 実運用を見据えた技術検証結果を公開 ―

株式会社栗本鐵工所(本社:大阪市西区、代表取締役社長:菊本一高)は、 当社が開発した環境配慮型クーラント液に関する技術論文を、業界誌『月刊潤滑経済』2026年4月号に掲載しました。

本論文では、キャビテーション技術を活用した環境配慮型のクーラント液(切削加工油)について、技術的特長および潤滑性能や加工安定性に関する評価結果を紹介しています。
第三者性のある業界誌を通じた技術情報の公開により、本技術は実用化や市場での検討を見据えたフェーズに入ったと言えます。

1.掲載誌の概要

『月刊 潤滑経済』は、潤滑油・トライボロジー分野をはじめ、切削加工やメンテナンスに携わる生産現場の技術者・担当者を主な読者層とする業界専門の総合月刊誌です。
約1万8千部を発行しており、定期購読者への配布に加え、関連展示会などを通じて幅広い業界関係者に専門性の高い情報を届けています。

2.掲載論文の概要

本論文では、当社が独自に取り組んできた「キャビテーション技術を活用した生分解性原料を主成分とする環境配慮型クーラント液」について、実運用を想定し、油水分散混合の安定性をはじめ、防錆性、潤滑性、切削性といったクーラント液に求められる性能の評価結果を詳細に紹介しています。
これにより、環境負荷低減に配慮しながら、従来の鉱物由来クーラント液と同等以上の加工性能を有することが確認できます。

 

クーラント液混合装置(2025洗浄総合展)
クーラント液混合装置(2025洗浄総合展)
切削性評価試験の様子
切削性評価試験の様子

3.今後の展望

今後は、試験導入や評価を通じて、実用化に向けた取り組みを本格化していきます。本年よりテスト販売によるモニター募集を開始しており、今後は実際の切削現場でのフィールド試験を通じて、運用面での課題について検証を進めていく予定です。
環境への配慮に加え、原材料の選定や供給面も含めた実用性について、顧客や業界関係者との技術的な意見交換を行いながら、実際の現場で使われる製品としての完成度を高めていきます。

関連リンク

目次・購入案内:潤滑経済 2026年4月号(No. 733) | 潤滑通信社
2026年1月発表当社ニュースリリース:キャビテーションを制御する新技術『HydroSpear™(ハイドロスピア)』搭載装置と環境配慮型クーラント液を開発|栗本鐵工所

本件に関するお問い合わせ先

株式会社栗本鐵工所 技術開発室
メール gikai_info@kurimoto.co.jp