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栗本鐵工所と日立ハイテクが進める混練プロセスの条件最適化に向けた協業事例が、「Hitachi Physical AI Day」で紹介されました
2026年5月20日、ザ・プリンス パークタワー東京にて開催された「Hitachi Physical AI Day」において、株式会社栗本鐵工所(以下、栗本鐵工所)と株式会社日立ハイテク(以下、日立ハイテク)が進める協業が、フィジカルAIの活用事例として紹介されました。
本取り組みは、電池製造における混練プロセスの条件最適化を目的としたもので、栗本鐵工所が長年培ってきたプロセス技術と、日立ハイテクのAI・インフォマティクス技術を融合することで、製造業におけるプロセス最適化の新たな方向性を示すものです。
「Hitachi Physical AI Day」とは
「Hitachi Physical AI Day」は、日立グループが推進する“フィジカルAI”をテーマに、社会や産業の変革に向けた取り組みや具体的な活用事例を紹介するイベントです。
1.セッションのポイント
本セッションでは、日立ハイテクより、高機能材料分野における製造プロセス改善ソリューションとして、フィジカルAIを活用した取り組みが紹介されました。
高機能材料製造プロセスでは、開発から量産立上げに至るまで高度な技術が求められ、特に製造プロセスの最適化においては熟練者の経験に依存するケースが多いことが課題とされています。
日立ハイテクは、フィジカルAIを活用することで、こうした属人的な領域に対してデータに基づくプロセス改善を行い、経験差がある場合でも安定したパフォーマンスの実現をめざすソリューションを展開しています。
その具体事例の一つとして、栗本鐵工所と日立ハイテクが進める、二次電池製造における混練プロセス条件最適化に向けた協業が紹介されました。
栗本鐵工所は、混練機をはじめとした装置およびプロセス技術を通じて、製造工程における混練プロセスを支えており、均一なスラリーの連続安定生産において重要な役割を担っています。
本セッションでは、こうした製造プロセス技術のナレッジに対し、日立ハイテクが提供するAI・インフォマティクスを活用することで、属人的な判断に依存しない条件最適化を実現する取り組みが紹介されました。

2. 会場の様子と反応
会場では、フィジカルAIの活用事例に対する関心が高く、特に製造プロセスへの具体的な適用事例として、本協業に関しても注目が集まっていました。
展示ブースでは、説明員と来場者による製造プロセスへの具体的な適用や導入可能性に関する意見交換が活発に行われ、製造業の現場におけるAI活用が検討段階から実装フェーズへと進みつつあることが感じられました。

3.今後の展開
栗本鐵工所は、混練をはじめ、乾燥・焼成・粉砕といったモノづくりにおける材料プロセス分野において高い技術力とノウハウを有する一方、熟練者のスキルに依存する側面も課題として認識しています。
今後は、日立グループのAI技術と当社のプロセス技術の融合による生産プロセスの高度化・効率化をはじめ、長年の実績を通じて蓄積した技術や知見を活用し、製造工程おける顧客課題に対して、より具体的で再現性の高いソリューションを提供するとともに、生産性向上や顧客の高付加価値なモノづくりを支援し、産業の発展や社会課題の解決に貢献していきます。
関連リンク
セッションのアーカイブ動画(※日立グループWebサイトにて期間限定公開[2026年6月3日~7月15日])
栗本鐵工所と日立ハイテクの協業に関する2026年5月11日発表のニュースリリース
本件に関するお問い合わせ先
株式会社栗本鐵工所 機械システム事業部
粉体プロセス本部 粉体プロセス技術営業部
powdering-process@kurimoto.co.jp