貯水槽用緊急遮断弁
バルブシステム事業部
地震などの災害時に飲料水・消火用水の確保
公共施設の地下に設置されつつある非常用貯水槽と配水本管間に取り付けることで、地震などで本管が破損した場合に管路を遮断して貯水槽内の水を確保します。
製品の特長
外部動力は不要
バルブ内に流入する流入圧力(本管の水圧)により作動するため、外部動力は不要です。
従来の3台のバルブを1台で
従来は流入管・流出管の緊急遮断およびバイパス管の緊急解放の機能を3台のバルブでおこなっていましたが、このRE-30は1台で緊急遮断・解放をおこないます。
自動復帰、手動復帰が容易
流体圧力がバルブ作動設定圧力より低くなれば流路の緊急遮断および切替をおこない、貯水槽内の水を確保します。また通常状態への復帰には、設定復帰圧力以上になれば作動する自動復帰型の他に手動復帰型もあります。
仕様
地震などの災害時に飲料水・消火用水を確保するための施設として、非常用貯水槽の重要性が高まっています。
この貯水槽を利用した緊急貯水システムは、平常時には、水道管路の一部として水が流れ、地震などの災害時には、緊急遮断弁および緊急開放弁により配水本管から切り放され、貯水槽に水を確保すると同時に、配水本管の水は、引き続き消火活動などに利用されるシステムです。
本緊急遮断弁は、配水本管の破裂などで管路の圧力が設定圧力以下になると、これを検知して自動的に緊急遮断および切り換えがおこなわれる方式であり、無人、無動力源の場所に設置されることを条件に、開発されたものです。従って、電源は一切必要ありません。まさに、非常用貯水槽の緊急遮断弁として適しています。
標準仕様
| 呼び径 | 75、100、150、200、250、300mm | |
|---|---|---|
| 適用流体 | 上水 | |
| 呼び圧力 | 7.5K | |
| 使用圧力 | 0.75MPa | |
| 最高流速 | 3m/s以下 | |
| 試験圧力 | 弁箱耐圧 | 1.75MPa |
| 弁座漏れ | 0.75MPa | |
| フランジ寸法 | JIS G 5527(7.5K) | |
| 塗装 | 内外面 エポキシ樹脂粉体塗装 | |
| 異常感知方式 | 圧力感知器、地震感知器、過流速感知も対応可 | |
| 作動設定圧力範囲 | 0.05~0.15MPa、設定値は常用最低圧力-0.1MPa以下としてください 作動圧力の設定精度±0.02MPa |
|
| 復帰方式 | 自動復帰型、手動復帰併用方式も対応可 | |
| 復帰圧力 | 作動設定圧力+0.05MPa | |
| 強制開操作 | 手動式 | |
標準材質
| 弁箱 | FCD450-10 |
|---|---|
| 上部、下部弁体 | SCS13(ただし呼び径100:SUS304) |
| 弁棒 | SUS304(ただし呼び径75、100:SUS304) |
| 弁箱弁座 | CAC406 |
| 弁体弁座 | EPDM |
構造
耐震貯水槽用緊急遮断弁の動作と流れ
平常時
貯水槽内の水を常に循環させるため、配水本管の水は、遮断弁を通って貯水槽に入り再び遮断弁を通って、元の配水本管に流れていきます。
異常時
パイロット弁が配水本管の圧力低下を感知した場合は、弁駆動シリンダー内のスプリング反力により遮断弁が自動的に遮断し、貯水槽への水の流れを止め、貯水槽内の水を安全に確保します。