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マテリアリティ

概要

当社グループは、社是および企業理念ならびにサステナビリティ基本方針に基づき、改めて「当社における持続可能な社会の実現とは何か」という問いかけのもと、社会的要求に対するリスクと機会の見直しを実施しています。

2022年度からESGの視点で各組織の「リスクと機会」を抽出し、マテリアリティに対する取り組みを推進してきました。2023年度は、サステナビリティに対する考え方の再整理と体系的な取り組みにつながる仕組みの構築に努めました。2024年度は、4月に社内外への取り組みの発信力と浸透力を高めるためCSR推進室からサステナビリティ推進室に組織名を改称しました。また、現事業における「リスクと機会」の影響を重点的に分析し、社会的な要求に対する当社のインパクトを抽出して得られたマテリアリティから実行施策への落とし込みにつなげていきます。

マテリアリティ(重要課題)

E環境

気候変動対策、資源循環、自然の保護

  • エネルギーをみんなにそしてグリーンに
  • 気候変動に具体的な対策を

社会的課題:地球温暖化/​サステナブル社会の実現/再生可能エネルギー推進/(自然)資源の枯渇

課題に紐づく活動 進捗管理の指標と目標(KPI) 目標値
  • 化石燃料の非化石燃料化(植物由来燃料化)
  • 省エネルギー化
  • 生産統合による生産効率化
  • エコマテリアル利用促進と製品の省資源化
  • 環境推進委員会
  • 再生可能エネルギー市場への製品供給
  • GHGプロトコルに基づくスコープ1,2,3排出量
  • スコープ1,2
    2030年度に2013年度比50%削減
    2050年カーボンニュートラル
  • スコープ3
    サプライチェーンを含む外部連携により今後、目標値を開示
スクロールできます
2023年度の取組状況及びトピックス

【全社におけるScope1,2の実績】
2023年度:36,860t-CO2(2013年度比51.6%削減)
2022年度:41,512t-CO2(2013年度比45.5%削減)
2013年度:76,134t-CO2(BM年)

GHG排出量

E環境

循環利用システムの構築
(サーキュラーエコノミー化の推進)

  • つくる責任つかう責任

社会的課題:地球温暖化/​サステナブル社会の実現/再生可能エネルギー推進/(自然)資源の枯渇

課題に紐づく活動 進捗管理の指標と目標(KPI) 目標値
  • 産業設備の資源利用最小化 (素材、形状、重量、部品数削減)
  • 廃棄物の削減と資源化
  • メンテナンスによる部品、ユニットの再利用
  • 対象とする産業設備製品の選定
  • 資源利用最小化の定量目標度合い
  • 廃棄物量の前年比較
  • 再利用件数
  • スコープ1,2
    2030年度に2013年度比50%削減
    2050年カーボンニュートラル
  • スコープ3
    サプライチェーンを含む外部連携により今後、目標値を開示
スクロールできます
2023年度の取組状況及びトピックス
  • 大阪市水道局様と使用済み水道管の有効なリサイクルシステムの構築を目的に2023年11月より共同研究を開始
  • 当社最大の鍛造プレスの重量低減解析を実施し、従来比33%低減、設計変更に向けた比較試験を実施

技術開発が創造する持続可能な社会

鋳鉄溶解炉「キュポラ」
使用済み水道管の水平リサイクルイメージ図

Gガバナンス

・企業マネジメント(舵取り)の推進
・コーポレートガバナンスの強化
・コンプライアンス​活動による​リスクマネジメント
・サステナビリティ経営の推進

  • 平和と公正をすべての人に

社会的課題:企業の持続的成長/​企業価値の向上/不正の防止

課題に紐づく活動 進捗管理の指標と目標(KPI) 目標値
  • 腐敗防止と不適切な利益の授受の防止(国内外拠点)
  • コンプライアンスリスクマネジメント委員会
  • CSR委員会/取締役会等における取り組み提案付議
  • 適切なESG情報の開示
  • 監査実施数
  • 不正発生ゼロ
  • コンプライアンス教育実施(年2回)
  • 制度、理解の浸透度向上
  • サステナビリティ指標の制定
  • TCFD/CDP等の情報開示対応
  • 海外拠点腐敗発生ゼロ
  • コンプライアンス制度浸透率の増加
  • 気候変動に関する情報開示のスコアリングと評定の実施
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2023年度の取組状況及びトピックス
  • 2023年度事業所/関連会社拠点の「内部監査」及び「内部統制監査」100%完了
  • 2023年度海外拠点との対話強化によるコミュニケーション継続
  • EU一般データ保護規則の対応を法務部と連携